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音の調整・評価を行う第三者機関とのミーティングを実施しました


こんにちは、WEAR SPACE Projectです。

年末年始や中国の旧正月といった長期休暇の影響で、WEAR SPACEの開発状況をなかなかお届けできずにおりましたが、今回から5月予定の製品お届けに向けて、開発に関する状況をお届けしていきます。

WEAR SPACEの開発については何度かお伝えしている通り、音質に関する調整・評価を第三者機関にお願いしております。先日、開発メンバーが実際に第三者機関を訪問し、先方のエンジニアとミーティングを実施してきました。

先方のオフィスが海外ということもあり、普段のコミュニケーションは「試作機のサンプルを送り、その評価をメールで受ける」というオンラインのやりとりが中心でしたが、今回は開発中の試作機を手に取りながら直接やりとりすることで、より具体的なフィードバックを受けることができました。

その直接のコミュニケーションの中でノイズキャンセリングに重要な項目となる空気の気密性についてレクチャーを受け、より良いものになるよう適宜修正を施しております。

また、最も重要なノイズキャンセリングの効き具合については具体的な数値とを測定できる段階ではないものの、開発段階での目標値とほぼ同等の効き具合との報告を受けています。

音質評価については今回のフィードバックで受けた修正を反映して次のステージへ進み、ここでの評価が一定の値を超えた段階で量産に向けた開発へ進んでいきます。5月末のお届けスケジュールに向けて1日でも早くお届けできるよう開発を進めて参りますので、いましばらくおまちください。

なお、中国で流行しているコロナウイルスの影響ですが、WEAR SPACEへの影響は現時点で軽微です。しかし、今後の状況次第では部品調達や工場の稼働などでスケジュールに影響を与える可能性もあるため、中国はもちろん日本や世界各国の動向を見守りつつ、大きなスケジュール変更が発生する場合には改めてアナウンスさせていただきます。